第64回日本アンデパンダン展 催事アートフォーラムⅠ シンポジウム 3/20(日)今こそアンデパンダン展精神を ~時代が求める表現とは~創作と思想、現代形・未来形で語るアンデパンダン展美術館講堂にて 開場:1:00 開会:1:30 終了:4:00 資料代:500円 パネラー 宮田徹也氏(日本近代美術史研究家) 略歴: 1970年横浜生まれ。2002年、岡倉覚三研究により横浜国立大学大学院芸術系教育専攻修了。その後研究対象を日本戦後前衛美術にシフトし、現代のアーティストの活動も視野に入れて考察を繰り返している。雑誌&Web「美術運動」、雑誌「コルプス」、新聞「新かながわ」、Web「批評の庭」などに連載。【美術運動を読む会】の連絡係を務めている。 発言主旨: アンデパンダン展は「自由」であるからこそ、様々な視点からの主義主張が生まれる。それは時代に応えて変遷を繰り返してきた。この点について、これまでの『美術運動』を軸に論考する。美術作品とは常に未来を予兆させる役割を担っている。現代の動向を踏まえた上で、これからのアンデパンダン展を考察したい。 武居利史氏(府中市美術館学芸員) 略歴: 1968年神奈川県藤沢市生まれ。東京芸術大学卒業。銀座の画廊勤務を経て、府中市美術館の学芸員となる。教育普及プログラム、現代美術の展覧会などを担当。戦後リアリズム論争の研究など、社会主義文化論に関心をもつ。 『しんぶん赤旗』『前衛』等に美術評論も執筆。 発言主旨: 2000年代の日本社会は「小泉改革」に象徴される新自由主義的な変革が、労働や生活の実感として顕在化した時代でした。美術においてもグローバル化が進行し、国内でも大型国際美術展が開かれ、アートシーンの商業化も進みました。 「アンデパンダン」とは近代における「自由」の理念を表していますが、今日の新自由主義における「自由」との関係がきちんと議論されているとはいえません。一方で現代美術が大衆化し、日本美術ブームも起きています。「日本アンデパンダン展」は、「日本」を冠する稀有な公募展として継続されてきたことも新たな観点で見直せるのではないでしょうか。日本美術の「戦後」のみならず、「近代」の枠組みに対して真のオルタナティブを提起できるかがいま問われています。 首藤教之氏(美術家・日本美術会代表) 略歴:1950 年代、岡本太郎・阿部公房らの「現代芸術の会」の前衛芸術講座に参加。青年参加者と「火の会」の活動起こす。60年代、民主主義美術運動の革新をめざすグループ「民美」に参加。以後日本美術会に入会、日本アンデパンダン展への出品を開始。80年代より機関紙「美術運動」の編集に関わる。「ローリング展」等グループ展多数、「日の出の森野外展」に参加。 空襲体験のインスタレーション作品発表10数回。 発言主旨: 傲慢と卑屈の権威主義と一線を画し、戦争の悲惨から学んで平和.民主主義を主張のバックボーンとし、60余年の歴史を刻んだ日本アンデパンダン展。その存在意義の大きさは言うまでも無いことです。しかしその歴史の中にある問題点により深い研究の眼を向けてゆくべき時期にも、私たちは立っているのではないでしょうか。私たちの芸術.美術に対する考え方、信念に惰性は無いか。生起する現代の文化問題にどこまで向かい合い得ているか。これは困難も多い大きな問題ですが、発見に充ちた新鮮な、やり甲斐ある課題でしょう。 遠矢浩子氏(美術家) 略歴: 東京都江戸川区で生まれる。東京大空襲で父を亡くし佐賀へ移住。大学卒業後上京。 1993年民美研究所卒。1993年からアンデパンダン展に油絵を出品。2000年メキシコで紙アート作家と出会い和紙で作品を作るようになる。 2004~2006アルゼンチン在住。2007年から天山アートフェスタに参加(佐賀)。2008年アルゼンチンで和紙文化紹介とワークショップ実施。 2008年から韓日交流展・比企国際野外展参加。府中在住で佐賀にもアトリエを持ち、畑で楮、トロロアオイも育て紙の繊維を使った作品を作っている。 発言主旨: 表象文化という言葉を使った授業を東京外大の聴講生として受講時、大学生が平成生まれで驚いた。 私は今の時代に共鳴して生きているのだろうか。 平成生まれの目、私の目、お互いに今がどう映っているのだろう。 なぜ、私はアンデパンダン展に参加しているのだろう。 共感できる人を求めているから? 既存の価値観で選別されないから? お互いのどんな作品に対しても関心が持てるから? 白いキューブの中の美術館で行われているアンデパンダン展がどう変化していくのか。この機会に考えてみようと思う。 司会 藪内好(画家) 公開創作研究会 3/20(日)10:00-12:00
A.B2チームで対象作家の作品について研究討議をします。 どなたでも自由に参加できます。鑑賞者も歓迎です。 〈Aグループ〉進行 森田隆一 対象作家 井上克己(油彩画) 川島恵美子(油彩画) 中井由純(彫刻)橋本和明(油彩画) 評論 山中宇佐夫 〈Bグループ〉進行 星功 対象作家 香川久司(油彩画) 桧山薫(彫刻) 宮下泉(油彩画) 藪内良子(油彩画) 評論 北野輝 部屋別合評会 3/19(土)1:00-3:00 会場入ロ集合
担当 A班 香川久司・結城あつみ B班 浅川光一・中津川ヒロ子 C班 古川武男・高橋威足 D班 小山陽治.鯨井洪 E班 新美猛・美濃部民子 F班 武田昭一・根木山和子 初出品者交流合評会 3/19(土)グループに分かれて作品合評します。
10:00-12:00 会場入ロ集合 ジャンル別合評会会場集合
日本画(3/21.1時) 水彩-デッサン(3/21.1時) 立体彫刻(3/21.1時) 工芸(3/21.10時)版画(3/26.1時) きり絵(3/21.1時) インスタレーション(3/24.10時) 青年合評会3/25(金)
若手アーティスト集合!語り合おう!知り合おう! 5:00~会場集合 出品者のつどい3/26(土)
3:30-5:30 美術館講堂にて 参加費:2500円 出品者同士顔見知りになり、楽しく交流して今後の創作の糧にしましょう。ぜひ誘い合ってご参加ください。 |
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「クロニクル1947~1963アンデパンダンの時代」をめぐって
