会員の出版書籍

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首藤教之「伝言ノート」
(2016年3月発行、¥1,000)
著者が序論で書いている―「それぞれの時期の探求の跡を示す文章の数々があちこちに散在しているのを、一度まとめて本にできたら」と考え「余程古いものは別として…今日の問題と今でも変わらず噛み合っていると思えるもの、そして近年に書いたものを選んでここに並べた。」 アートのこと、美術のこと、戦争を考える、平和を願ってと、平易な文章で書かれ、内容は多彩だ。
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小池仁「戦争をしてはならない本当の理由-戦争体験記」
(2015年7月発行、¥1,000)
副題に「戦争体験記」と記されているとおり、著者の戦争体験をもとに描かれた30枚の戦争体験画と体験を文章にした画文集。戦争を憎み、戦争を賛美するものを激しく批判する文章からは、著者の反戦、平和を願う気持ちがほとばしっている。昭和5年(1930年)生まれの著者の少年期は戦争に翻弄され、つらい経験を画文集として残そうと決意してこの本は生まれたようだ。
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