日本美術会附属美術研究所・2013年度 民美
月曜美術講座(公開講座)―現代アートの諸相/Ⅳ・Ⅴ)-

「日本近代美術の社会史―震災と戦争から」(全2回)

■第1回「関東大震災と美術」

2013年9月2日(月)13:30~16:30

■第2回「第二次世界大戦と美術」

2013年10月7日(月)13:30~16:30

場所・民美アトリエ(文京区湯島2-4-4平和と労働センター9f)
講師・武居利史(府中市美術館学芸員・美術評論家)
 
関東大震災と第二次世界大戦という二つの重大な出来事を通して、近代から現代へ日本美術がどのように転換したのかを探ります。従来の近代美術史のとらえ方は、美術制度・団体の形成を中心とする見方や、主に西洋から移入された思潮・運動を中心とした見方が多く見受けられます。しかし、それが個人の美意識として受容され、社会に定着するためには、社会そのものの変化を視野に入れなければならないでしょう。とりわけ、日本社会に大きな転機をもたらした震災と戦争において、美術家がどのように関わったのかをふり返ることは、3・11以後の時代を生きる私たちにとって重要な示唆を与えるものと思います。
― 武居利史氏の経歴 ―
1968年神奈川県藤沢市生まれ。東京芸術大学芸術学科卒業。1998年府中市美術館開設準備室に入り、2000年から府中市美術館学芸員。アートスタジオ・公開制作・美術鑑賞教室などの教育普及事業を中心に手がける。主な担当展覧会に、「戦前の洋画家たち―そのまなざしと表現」、「第2回府中ビエンナーレ2004 来るべき世界に」、「アートサイト府中2010 いきるちから」、「民衆の鼓動―韓国美術のリアリズム1945-2005」(巡回展)など。戦後のリアリズム論争、社会運動における美術について調査研究を行う。現在、北九州市立美術館など3館巡回の「柳瀬正夢展」準備に協力中。美術評論家としても活動。『前衛』には3か月おきに連載。
日本美術会会員 無料     ・一般1,050円       問い合わせ先 民美 03.5842.5665