2012年度民美入所式 特別講座

宮本和郎 日本画のたどってきた道と私の創作

日時:2012年4月8日(日)14時~16時

会場:平和と労働センター 2F ホール

一般参加可・入場無料 終了後懇親会実施

人間は自然とどう向きあって生きてゆけばよいのだろうか、そして美術はそれとどう関わってゆけばよいのだろう。いま、それが改めて問われている時だと思います。明治以後の日本の近代化は、地球の生命そのものを縮めようとしています。

西欧の絵画が人物・風景・人物画と分類されてきたのに対し、日本、アジアでは人物・山水画・そして花鳥画と呼び分けてきました。花鳥画とは「厳しい自然条件の中で生を育むものと人間との一体化した姿だ」と思います。

一部を残して鎖国政策をとった江戸時代は、さまざまな優れた文化を生みだしました。小さな窓(長崎の出島)から丸山応挙、渡辺崋山たちは、西欧の多くのものを吸収し、模倣ではない独自の世界を築きました。

貧才にもかかわらず、私はその時点から視つめ直して描き続けようと思っています。

2012.3 宮本和郎

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箍(たが)(1963)
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山百合(2008)(掛軸)東郷寺蔵
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使いこまれた背負い籠(2004)
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残心(1979)
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