猛暑の中の日韓美術交流展

t_Dm2010年8回目の日韓美術交流展が目黒美術館で8月3日から8日まで開催された。参加者は日本から日本美術会会員37名、会員外9名(アンデパンダン展出品者)の計46名、公州美術家18名をあわせて64名の作品が区民ギャラリー全面を使って展示された。

公州からの作品は平面より工芸作品が多かったが、可動壁をなくし、全面が見通せるように展示したので、すっきりと見やすかったと思う。来客数は猛暑の中駅から歩かなければならない美術館なので多くはなかったが、来館された方は好意的に見てくれて嬉しかった。韓国の方からも、奈良さんの踊りからオープニングセレモニーを始めたことや、出品作品も良かったとの意見を聞いている。

韓国から公州美術家7名が8月2日から5日まで来日された。3日は六本木周辺見学の後来館、展覧会のオープニングでは各作家が作品への想いを熱く語ってくれた。

4 日は近代美術館の本館と工芸館を見学し、午後川越に移動。小野寺先生の案内でメインの蔵の街を散策した。夜は川越の遊・遊ランドで温泉に入り、懐石料理を食べながら、飲みながら歌を歌う人もいて楽しく、24名で和やかに人的交流ができた。猛暑の中一緒に歩いてみて、ガスのメーターの検査員・昼食の定食・雑貨屋ショウウインドウ・家屋の写真等々を撮る韓国の方を見て日本の普通の生活を見てもらって良かったなと思った。5日の午前中は30度を超える猛暑の中、川越の喜多院や五百羅漢へ案内したが、暑さと宗教の関係?で中に入らずに木陰で休む人が多かった。

5日の午後川越駅で日美側9人が残って見送りした。リムジンバスで成田へ移動し、元気に公州に帰国された。

ソウルから林さんが作品参加と川越の交流会にも参加してくれたこと・京都から中島さんが来て都内案内を手伝ってくれたこと・奈良から瀧川さんも駆けつけてくれたこと・余さんの的確な通訳・小野寺先生の川越案内・皆さんの協力ですべてがスムーズに行った。

今回は会員全員に出品を呼びかけ、今までと出品者の顔ぶれが違ったこと、展示、搬出時の宅急便荷造り、韓国作品返送荷造り、美術館当番など国際部以外の方たちの協力が得られて無事終わったことに感謝します。日本美術会の底力を感じた交流展でした。

国際部 遠矢記

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全出品作品と会場風景などが収められたCDが参加者全員に配られた