特別決議

「共謀罪」法案、憲法改悪に反対します

 「共謀罪」法案が衆議院で強行採決され、参議院に送られました。政府は説明責任も果たさず、国民の人権・自由を奪い、この国を物言えぬ監視社会に変えようとしています。これは戦前の治安維持法の再来である。秘密保護法、戦争法案、原発再稼働、沖縄辺野古新基地造設 等々、こんなにも国民を無視し愚弄している政治は民主政治とは言えません。

 安倍自公維政権は暴走し続け、さらに憲法9条を改悪を提起し戦争ができる国へと異常な執念を燃やしている。良識ある国民の力でなんとしても阻止せねばなりません。

私たち美術家集団が大切に考える「表現の自由」は憲法で保障されていますが、それすらも安倍自公維政権は犯そうとしています。公権力で作品の撤去やクレーム等、不当な介入から芸術文化を守らなければなりません。芸術活動の、自主性や創造性が尊重され、誰もが享受できることは人々の生まれながらの権利です。

 憲法施行後70年経ちました。私たち国民の総意で戦争を放棄し平和と民主主義を守り、安全で豊かな社会の実現を目指してきました。私たちはこの方向をねじ曲げようとする、安倍自公維政権の退場を求めるとともに「共謀罪」法案、断固反対!憲法改憲 断固反対!決議するものであります。

         2017年6月4日 日本美術会